うつ病と痛みは近い関係にあります。
うつ病の患者さんが頭痛などの痛みをもっている割合は、通常とくらべて3,4倍になります。
また頭痛などの痛みを持っている方がうつ病である割合は、痛みを持っていない方の6倍近くになります。
軽度のうつ病の場合でも約5割の方が痛みを持っています。またうつ病が中程度から重度になるほど、痛みを持つ割合が増えます。
うつ病の症状が消失する(つまり「寛解状態」になる)にあたって、痛みがない方は痛みがある方より5倍位治療成績がよくなります(うつ病の治療開始3年後の時点の調査)。
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