メラトニンは、睡眠覚醒リズムの周期(いわゆる体内時計)を調整しているホルモンです。これは脳の小さな一部分(松果体)で生成されています。
日中に強い光を浴びる、つまり目から強めの光が入ると、メラトニンの分泌量が減って目が覚めやすくなります。逆に夜暗くなるとメラトニンの分泌量が増えて眠るためのコンディションが整ってきます。
子供や若者はメラトニンの量が豊富で、よく眠るのですが、年齢とともに徐々に減少する傾向があります。しかし高齢者であっても、日中の日照時間が多いと、夜になると若者並みにメラトニンが増えるという研究結果もあります。
やはり日中は陽の光を浴びて活動すると、夜はぐっすりと眠りやすくなるようです。とくに朝に日光を浴びるのが良いようです。
アメリカではアメリカ食品医薬品局(FDA)によって、メラトニンがサプリメントに分類されています。